8時42分の札幌駅南口は最高だ
札幌駅南口は、窓の採光が最高だ。朝の光がほんっっとに綺麗に入る。皮肉なのは、多くの人がその美しい光から逃げるように地下鉄に向かっていくこと。そして、オフィスの中で一日の大半を過ごす。もちろん、俺もそのひとりなんだけれど。
「きょうも一日がんばるぞい!」と思わせてくれる何かは、すてきだ。例えそれが、一瞬の風景でも。あしたも一日がんばるぞい
ソリと安心とスヌーピー
この光景は、雪国あるあるの中でもポピュラーなものだと思う。買い物のときなんかは、レジ袋を抱えさせられて親に引っ張られる。
「安心っていうのは車の後部座席だ。前には親がいて、自分はゆっくり寝られる。でもいつか、自分が安心を与える立場になるときがくる」みたいな話をこの間どこかで読んだ。スヌーピーだったかな。
ソリもまた然りだ。引いてくれる人がいて、自分は座ってるだけ。望めば一生誰かにソリを引いてもらえるのかもしれないけれど、そろそろ引く側に回りたいな。まずは、車のバック駐車ができるようになるところから……。
カラスが怖い
ときどき、駐輪場にカラスがたむろしている。
鳴くわ飛ぶわで相当怖い。小学生だった俺から帽子を奪っていったカラスが頭によぎるから、怖いというよりは嫌いなのかもしれない。
でも、カラスの群れは撮りたくなるものでもある。するとどうなるかというと、「カメラを構えながら目線は地面を向いてる」不審者がひとり生まれる。
だからこの瞬間を、俺は見ていない。カメラのレンズが代わりに見てくれていた。よく「目がそのままカメラになったらいいのに」と言う人がいるし俺も大賛成だけれど、こういう場合はその限りでもないらしい。
写真を撮るのに、遠くに行く必要はない
俺はもう何ヶ月も「写真を撮るためにどこか遠くへ行く」ということをしていない。
星を撮る人や、大自然の絶景を撮る人なら当然のごとくクルマに三脚とストロボとカメラと……という大荷物を積み込むことになる。それはそれでロマンがあるし、非日常感が楽しいと思う。
一方で、俺は普段の毎日が5%楽しくなった方が最終的な幸福度は高い、とも思っている。その手段は人によるけれど、俺はカメラを持ち歩くことがそれだ。昨日と違う何かが、昨日と同じ道にあると面白い。
これだけのことのために5万もするカメラを使うのはバカらしい、iPhoneだけでいいじゃないか、と言われてしまえばたしかにその通りだけれど、それはまた別のお話。
モノクロで撮る理由について
「なぜモノクロで撮るのか?」という問いに対しては、いくつかの答えがある。色がない方が構図に集中しやすくなるとか、単にかっこいい、とか。
でも、それらをすっ飛ばして「モノクロ以外ありえない」という場面に出会うことがある。理由なんてない。この場面を見た瞬間に、俺にはモノクロに見えている。こんな瞬間に運良く巡り会えたときは、最高に幸せだ。
写真は、今のところ一生飽きる気がしない。撮るのも撮られるのもいい。でも、撮られるのをじっと待っている何かに出会うために、ひたすら街を歩くのは最高だ。毎日の最寄り駅までの道も、カメラを持って歩くと微細な変化に気づくようになる。そういうことが、とっても楽しい。
ブログでやりたいことが多すぎる
・ストリート写真/カメラ機材のことしか書かないブログ
・日ハムの動向についてひたすら語るブログ
・札幌に住む外国人や観光客向けの生活感伝わる英語記事のブログ
・書評
こういうのを、レンタルサーバー借りてワードプレスでちゃんと構築してサイト作って……っていうのをやりたい。このブログはぬるっと始めてたまに書いてそれなりに反響をもらえて、という感じで悪くないと思ってるけれど、もうちょい「誰に向けて書いてるのか」がわかりやすいページを作って、ちゃんと意味のあるものにしたい。いよいよ、24時間では足りない!
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忘れてた。写真については、こないだ祖父から受け継いだライカM6のことも書きたい。
1月13日。