中古の物に囲まれて生活している
こんにちは、れいやです。
明日、ヤフオクで落としたMacbook Airが届く。ハイスペックのを安く買えたので最高に嬉しかったし、今晩はもう遠足の前の小学生状態である。
しかし、それにしても身の回りに中古品が多い。いま持っているカメラ機材のほとんどは中古品だし、本棚のネウロとデスノートは全部ブックオフで集めた。
中古のものを買うということは、新品を買わないということだ。そしてそれは「新しいものなんて要らないこれで十分」という意思表示にもなりうる。実際はただお金が無くて中古に頼らざるを得ないだけなんだけれど、新しいものを生み出すことには全く貢献していない。
もし中古品だけで世の中回るようになったら、新しいカメラは生産されないし、大企業の中でブックオフやセカストだけが生き残る意味のわからない世界になる。ありえない話だけれど、そういう想像をするとちょっと怖い。本来的にはちゃんと新品を買って「またいい物作ってくれよ」とか思いながらグラスを傾けるのが最高なのだ。
限りある資源を大切にするという意味では中古はどんどん売り買いされるべきだし、全てのものは壊れるまで使われるべきだ。でもそんなことをしていたら次のiPhoneが出るのなんて10年くらい先になるんだろうな。
結局のところ、いまが1番バランスよく回っているんだと思う。すごいなぁ。勝手に1番いい状態になってるなんて、すごすぎる。オフの間に全く練習しなかったのにキャンプで猛アピールし、開幕スタメンをゲットするようなもんである。そうありたい。凡人には無理だ。
経済に貢献するために新しいカメラを買いたい!というのは経済に対して失礼なようだ。とりあえずは状態の良い中古が出るのを待とう。
朝の札幌駅北口を古いマイクロフォーサーズで撮る〜OLYMPUS PEN E-P2〜
まだ陽も上がりきっていない時間帯の札幌駅を歩く。
足元が怖い。もうすぐ3月だっていうのに。
コンビニで朝ごはんを買う。混んでいた。夜勤のバイトの人は、退勤間際が一番忙しいのかもしれないな、大変だな、と要らない心配をした。
スーツケースの人々は足取りが軽かった。札幌では昨日から冬季アジア大会が始まったので、これから人出が増えるのかもしれない。
今回のカメラはOLYMPUS PEN E-P2。iPhoneに転送し、無加工でUP。20mm/1.7との組み合わせで味のある写りをしてくれる気がしていて、好きだ。
ところで、35-100mm/2.8を導入以来あまり有効に使えていないので、いずれ円山動物園とかに持っていきたいな。
LUMIX GH3で撮る新海誠作品の聖地~須賀神社(君の名は。)・新宿御苑(言の葉の庭)~
もう1か月以上前の話になりますが、土日にふらっと東京へ行きました。
高校の部活(放送局)の先輩に会うことと、新海誠作品の聖地巡礼が主な目的でした。
土曜日は先輩とひたすら飲んで騒ぎ、撮った写真のほとんどがインターネットに載せられないものとなりました。とーっても楽しかった。
というわけで、日曜日の綺麗な東京だけをつらつらと。
まずは、「君の名は。」の映画ポスターのモデルとなった四谷・須賀神社へ。
東京にしては広い(?)通りを先輩と共に歩く。
駅から15分くらいで到着。同じ目的でここを訪れている人がたくさんいたので、写真撮影も譲り合い。本当にすごい人気だ……。
せっかくなので、神社にもお参りして帰ってきた。
「君の名は。」ヒットのおかげで、アニメ制作者たちの絵馬が増えた模様。
移動中、映画の多くの場面でそうあるように、雨がポツリポツリと落ちてきてとてもテンションが上がりました。
到着。
北海道では終わってしまったけれど、こちらではまだ紅葉がすごい。
看板がいちいち素敵。
「言の葉の庭」の聖地でなくても超フォトジェニックな公園なので、同じ目的の方もちらほら。キヤノンとフジが多かった印象です。ちなみに先輩お二方はLUMIX G6とG7。僕はLUMIX GH3。使いやすくて良いカメラなんですが、あんまり多くはないですね……。
この日は先輩にマンフロットのミニ三脚を借りてました。スローシャッター切るのに大きな三脚を使わずにサッとできるのはとても楽。ある程度人がいるところでも目立たないのも大きい。
こんな大都会に新宿御苑みたいな大きい公園があるなんて、本当に面白いですよね。いつか東京に住んだら梅雨の時期にまた行ってみたいなぁ。
案内してくれた先輩がいなければ迷子になって東屋にも入れず、泣きながら金麦を飲みチョコレートを食べる人になっていたと思います(それはそれでアリかもしれないけど)。ありがとうございました、楽しかったです……!
おしまい。
土曜日の昼の大通公園は、人よりもハトが多い 〜LUMIX DMC-GH3
タイトル通りです。ハトがいっぱいいたので撮ってきました。
こやつらはものすごく人に慣れているようで、近づいても全く逃げる気配ナシ。
レンズも標準ズームしか持ってなかったので足ズームで物理的に接近。
ちなみに、夜になるとハトよりもカップルが多くなります。
iPhone7とかいう(ある意味)最強のカメラ
携帯をiPhone7に新調した。
以前のマイナーAndroid端末に比べ、インターネットが爆速で驚いているのだけれど、カメラ機能のすごさにも驚いている。
これは大学構内で撮影。
地面の細かい目や、後ろに写る枝の一本一本もきちんと解像している。凄い。
日が落ちてから夜に撮るとこんな感じ。
HDR機能を使ってみた。
ほとんど目で見たままの景色が写ってる。
暗いところも黒つぶれしていないし、ディテールもそれなりに保っている。
最後に、札幌駅前のイルミネーション。
なんというか、見ていて画質に違和感を感じないので逆に何とも思わない……なんだこれは……こんな手のひらサイズの小さなカメラで、こんなに綺麗に撮れるのか……ノイズも全然乗っていない。具体的な機種名を出してしまい申し訳無いが、暗所での性能に関してはもうPENTAX Q10あたりを軽く越えている。僕が初めて購入したカメラなので、少し悲しくもある。Q10でこの写真を撮ろうと思ったら、しっかり三脚を立て、設定を追い込み、セルフタイマーにして恐る恐るシャッターを切らなければいけないだろう。それに比べてiPhone7は、カメラアプリを起動してシャッターボタンを押すだけだ。数年前の小型軽量ミラーレス機を嘲笑うかのような画質だ。
カメラを開いてピントを合わせて、撮る。という一連の流れが本当にスムーズで、何も考えずに綺麗な写真を撮れる。もし人生ではじめて持ったカメラがこれだったら、僕もわざわざカメラを買わなかったかもしれない。大きいサイズでの印刷もせず、ウェブ上で写真をシェアするだけなら、本当に十分すぎる。
さらに言うと、僕の手持ちの機材で4K撮影ができるのは、iPhone7だけ。これを活かさない手はないので、いずれドラマ撮影等の切り札として投入したいと思う。4Kで撮っておけば、後でフルハイビジョンにダウンコンバートするときに、4倍のデジタルズームを使えることになる。iPhoneのレンズは画角が広く、一点を見せる為の印象的なカットは作りにくい。でも、これならその点もクリアできる。そして、そもそもの市場規模がかなり大きいので、周辺機器も充実している。これはAndroidのときには考えられなかったことだ。家電量販店に行けば、iPhone向けの製品が星の数ほど出ている。
今の所、不満なのはイヤホンジャックがないことだけだ。
ただ、それもアダプタを使う手間を受け入れてしまえばそれまでの話。
散々ほめたけれど、もちろんデジタルカメラの方が優れている点は多々ある。
それでも、この手軽さでこの画質を得られるのはもはや革命レベルの出来事だと思う。
アップルさま、参りました……
それでは!
のらねこ×LUMIX GH3+12-35mm f2.8
駅の近くに、よく野良猫がいる。
カメラを向けるといつもすぐに逃げられてしまうのだけれど、この日はご機嫌だったのかあまり怯えずに写ってくれた。
カメラは、GH3と12-35mm f2.8の組み合わせ。夜の駐輪場の蛍光灯は暗く、写真を撮るには不利な条件だった。でも、なんとか画質と明るさをキープ。下の写真はf2.8 1/40秒 ISO3200で撮影した。シャッター速度が低かったものの、手ぶれ補正がしっかり効いた。
とか言ってたら猫は移動したので、僕もついていく。
カメラを地面に置き、シャッタースピードを1/10まで落として撮影。
猫が少しでも動けばぶれてしまうところだったが、じっとしていてくれた。
42.5mm f1.7など中望遠の明るい単焦点レンズが欲しかったけれど、極端に暗いところで無ければ12-35mm f2.8と35-100mm f2.8で対応できそう。いざとなれば20mm f1.7で撮影したものをトリミングする、というような荒技もできる。だいぶ機材の環境が整ってきて、「こう撮りたい!」を実現できる確率が高くなった。
ちなみに、フルサイズでf2.8通しのズームはまず手が届かなかっただろう。(比較的)廉価にシステムを組めるマイクロフォーサーズはやっぱり良い。最近はサードパーティ製のレンズも増えたし、面白くなって来た。
GH3をたずさえて地獄坂をのぼる
週に二度くらい、朝早く出かけないといけない日がある。
寒い、というより冷気が肌を刺してくるので、半ば強制的に目が覚める。
この日は夜中に雪が降っていて、
駅の駐輪場に放置していた自転車のサドルの上にうっすらと積もっていた。
小樽駅から大学までは「地獄坂」なんて恐ろしい名前のついた坂を上る必要があり、普段はバスを使う。ただ、この日はバスを30分も待たねばならず、仕方なく坂を上ることにした。学生や教職員の仲間内では、バスを使わず徒歩で大学へ行くことを「登山」なんて言ったりする。
大学へは、25分かそこらで着く。それなりに歩かねばならないので、覚悟を持って歩き始める。下の写真に写っている串鳥は、小樽民(というか道民)御用達の焼き鳥チェーン。もちベーコンと無料でもらえるスープがおいしい。
お寺のすぐ近くに教会もある。詳細はよくわからない。
地獄坂の途中には、アパートやら習字教室やらイタリアンレストラン、美容室に中華料理屋、などなどが並ぶ。
そして、ほかのところよりも消火栓が多いような気がする。
だいぶのぼってきた。この日のレンズは35-100mm f2.8。海と空と街を、望遠端でひきつけたつもり。
はい、到着。カメラを持って歩くと体感的には早く時間が過ぎる。
夏だと汗だくになってしまい勉強どころではなくなってしまうので、逆に冬の方が登山には向いていると思う。でもこれからもっと本格的に雪が降り、路面が凍ると一気に罰ゲーム感が増す。だから地獄坂さんぽは、路面が凍っていないけれど寒い11月にぴったり。でももう今シーズンはいいかな。11月16日。