たまブレ、なるボケ

写真、音楽、映画、本、プロ野球。

終電に人が増えていくごとに、週末は近づく

終電ピーポーの話。月曜日はがらんどうで、火曜日は大学生が多かった。
きょう、水曜日は人が多くて座れなかった。
きっと金曜と土曜が近づくにつれて人が増えていくんだろう。

日常的に電車に乗るし授業に出るし働きに行くから、常に時計に縛られている。
いまもあと15分もしたら寝なきゃとか考えている。
東野圭吾の『容疑者xの献身』に「人間は時計から解放されるとより時計に忠実になる」みたいな台詞があったけど、
今は時計から解放されるということがどういうことなのか、想像もつかない。
果てしなく自由な感じがするけれど、結局朝も昼も夜も必ずあるのだから同じじゃないか、という気もする。
時計は時間の流れを視覚化してわかりやすくしたものであって、時間の流れそのものではないからだ。
時間が経てば眠くなるしお腹も減る。
時間はそれぞれに平等に流れる。

最近は楽しい時間の使い方ができている。
ももっと楽しくしたい。
11月11日。深夜。

意味が重いからこそ、語感は軽く

 今月いっぱいで、某飲食店のアルバイトをやめさせてもらった。洗い物とごく簡単な調理補助、仕込みなどが主な仕事だった。個人的な事情があって2か月半でやめさせてもらうことになってしまったけれど、得るものは多かったし、好きな職場だった。

 

 今回は、そのバイト先の話。

 

 10時に来るはずの人が、12時になっても14時になっても来ない。店長が電話をかけても無反応。仕方がないので別店舗の方が代わりに入り、なんとか店は回った。店長やマネージャーらは「あの人は『ぶっち』したんじゃないか」と言っていて、ああこういうことって本当にあるんだなあと思った。 

 

 バイトに無断欠勤し、そのまま来なくなってやめることを「ぶっちする」または「バックレる」と言う。似た言葉で、約束を急きょキャンセルことを、「ドタキャン」と言う。どちらの言葉も、髪の毛をくるくるといじりながら話していて違和感がない、気がする。スーツを着た人が言うより、普段着の人が言うほうが、しっくりくる。

 

 各々のっぴきならない事情はある。僕にもある(だからこそバイトをやめなければいけなくなったのだから)。 ぶっちした側にもドタキャンした側にも、のっぴきならない事情はあったかもしれない。だから、それぞれが抱えた事情が「のっぴきならない」ものになる前に、どこかに相談するなりなんなりしておけばいい。

 しかし中々そうはいかない。相談しても、納得できないまま終わらされたのかもしれない。普通に考えれば、何も言わず仕事を放棄する行為には責任感のかけらも感じられない。だけど、そうせざるを得ない事情があったのかもしれない。

 

 最初の、某飲食店の話に戻る。僕には、結局その日来なかったあの人が何の理由もなく「ぶっち」する人には到底思えないのだ。一緒のシフトに入っていた日にはたくさんアドバイスをしてもらっていたし、とても真面目に取り組んでいたようにも見えた。さらに、簡単な調理も満足にできない僕の代わりにやってくれたことも多かった。僕が入ったために、あの人の負担が大きくなった部分はあったかもしれない。

 

 最後の出勤の日にあの人はいなかったので、僕はあいさつができないままやめてしまった。でも、まだ今月分の給与明細を受け取っていないので、一度店に行く必要がある。その時に、あの人がどうしているのか少しでもわかったらいいなと思う。

 

 突然休まれたとき、約束をキャンセルされたとき。それが常習犯になってるならもう救いようがないかもしれないけど、もしかしたら何かあったのかもしれない。何もないかもしれないけど、「何かあった?」と聞いてみることは、意外と意味があることかもしれない。

 

 8月31日。もし明日から学校に行きたくなさ過ぎてネットの海をさまよってこのブログを読んでいる人がいたら、場合によっては「ぶっち」しても俺はいいと思う。「無断欠席」というよりも、「ぶっちする」って心の中で言っておいた方が、少しは楽になると思う。語感が軽いから。

勉強をする意味とは

 手段があるから目的ができる、ということを最近思う。

 飛行機が飛んでなかったら海外行きたいなーとかいう発想は出てこないし、目の前にサッカーボールがなければボールを蹴りたい!とはあんまり思わないんじゃないかと。
 そりゃ、この思いを表現したいからギターを練習してシンガーソングライターになりました、みたいな人もいるだろう。でも、だいたいの人はギターをはじめてちょっとうまくなって、あぁ歌手になろうかな、と思うのではなかろうか。 

で、この例えのギターとかサッカーボールにあたるものを、勉強は与えてくれるんじゃないかなって思う。考え方のパターンが増えたり、語学力がついたりすることで、やりたいこともやれることも増えてくるんじゃないかなと。わかりにくいですかね。

勉強することは無駄にみえても、後々役に立つことがあるかもね、ってことを言いたかったです。半分以上は、テスト前の自分に向けて。笑。

7月23日。ほぼ一月ぶりの更新でした~。

新しいパソコン、dynabookちゃんの第一印象

 新しいパソコンを買った(買ってもらった)。

 動画編集にそこまで困らないだけのスペックを備えている。はず。自分自身にしか失敗する要因がない状況というか、物のせいにしないでいいような環境ができるだけ早くほしい。まあ、それこそ突き詰めれば学生が個人で所有できるレベルを軽く超えてしまうのだけれど。あとはカメラとスタビライザーとマイクがほしい。で、YOSAKOIで撮った写真をそのPCの大きな画面で見返すと、ひどい。デジカメの小さな液晶だときれいに見える写真でも、しっかり1980×1080の画面で見ると、まったくごまかしが効かない。ひどい。凹む。のびしろですねぇ!というじゅんいちダビッドソンの言葉を胸に、頑張ろうと思う。そういえばじゅんいちダビッドソン、R-1以来見てないぞ。

 

 まあ、悲しいこととか悔しいこととか、いろいろあるけれど、前向きにやっていきたいものですね。はい。楽しいこともたくさんありますしね。最近の僕はとても感情が豊かなので、近くにいる人はいつもよりテンションの落差の激しいところを楽しんでいただきたいですね。ひとりのときでも表情を大げさに変えてしまうときがあります。最近ツイッターで面白い投稿を見ると電車の中でも思いっきりにやけてしまって困ります。

 

 以上、新しいPCの画面に無表情で文字を打ち込みました。書いてるときは別にニヤけません。おやすみなさい。

 6月25日。

プリクラのテンションを証明写真で

 諸事情があり、『笑顔』の証明写真が必要になったので、学校帰りに撮ってきた。
 夜10時半、ひとり証明写真の狭い機械に入り、にっこりと笑顔を作る18歳男性の図はなかなかシュールだったと思う。写真は1枚しか使わなかったので、あと4枚くらい笑顔の証明写真が残っている。これ、どこで使えばいいんだ。あと、800円ってぼったくりだろ。おい。……という話をFacebookでしたら、つい最近友達になったカメラマンの方から「証明写真なら撮ってあげるのに」と言ってもらえた。ありがたや。
 
 メンタルを炙られるようなことが多い最近の生活ですが、周りに支えてもらって何とかやってます。みなさんありがとう。やらかした殆どのことの責任は自分にあるので、申し訳なさがあります。ありがたや。

6月20日。って、もうそろそろ6月も終わるじゃないか。
 

翔楽舞のCMを作りました

最近我が大学のYOSAKOIサークルのCMを作った。
反響が良くてとても嬉しいです。よろしくお願いします。

www.youtube.com



でも、スマホの小さい画面でソイヤーしてる彼らより、生でソイヤーしてる彼らの方が2000倍魅力的なのだ。本当に迫力が違う。
お近くの方は、是非会場へお越しください。お願いします。

6月8日。





もう6月……。

アジカンに4000円で曲を作ってもらった(と思えば)

 尊敬する齋藤孝先生の著書『読書力』に、「本は著者と一対一で会話できるもの、そして頭のいい人たちが命を削って書いたもの。それを1000円未満で読めるのだから安いものだ」みたいなことが書いてあった(僕の解釈なので厳密には異なるかもしれません)のを、最近よく思い出す。

 一昨日、アジカンの新譜を買った。4000円しないくらい。家にマトモなCDコンポはないので、ウォークマンに転送してヘッドホンで聴くのがどうしたって主になる。それならレンタルまで待ってから音源をウォークマンに移せば同じことじゃないか!と言われたら全くその通り。反論できない。できないけれど、最近はこう思う。「俺がアジカンに4000円出して『ロックでラウドなかっこいいアルバムつくって。あとFoo fightersのプライベートスタジオで録音してきて。それじゃあよろしく』って言ったとすれば、このアルバムすっごい安くない?」と。実際にはゴッチが俺に向けて曲を書いたわけではないし、多くのリスナーがいるからこそ成り立っていることだし、4000円で売ることで利益も出ているはずだ。でも、物は考えようである。もしすべてのリスナーが「レンタルでいいや。どうせウォークマンでしか聴かないし」と思ったらアジカンはバンドを続けられなくなるに違いないのだ。ならば、と僕は思う。アジカンに、またかっこいい曲を作り続けてくれ!という思いでCDに4000円を投じようじゃないかと。それは、音楽に限らず映画や漫画なども一緒だと思う。制作者が恵まれた環境で才能を発揮できるように、文化が恒久的に発展していくために、必要なことなんだと思う。

 レンタルが悪いと言っているわけではない。俺もCDやDVDを借りることはある。でも、就職して安定した収入を得られるようになって、「このアーティストはいいなあ」と思ったら惜しまずにCDを買えるようになりたいと思う。アーティストに対する投資を惜しみなくしたいと思う。

 というわけで、なんだかんだ真面目に書きつつ、結局はアジカンに財布の中身を吸い取られて今月やばいわーって言いたいだけの学生の話でした。お粗末様でした。

5月30日。