たまブレ、なるボケ

写真、音楽、映画、本、プロ野球。

熱湯に屈しず、簡単にはふやけない。揚げ玉は強い

 ひっさびさにインスタントのそばを食べた。

『日清のでかぶと庵 柚子香る揚げ玉そば かつおだしのきいた江戸風つゆ!』
ってやつ。名前長すぎだね。
 で、そのとき不思議に思った。「揚げ玉……お前、そんなにふやけてぷっくぷくになってるのに何故溶けてしまわないんだ……」と。もうふやけにふやけてデロンデロンになってスープと同化してもいい頃じゃないのか。熱湯入れて4分、食べてる間でまあ10分くらい?なんと合計14分のお湯責めを、彼はぷっくぷくになりながらも耐えたのだ。箸で突っついたらすぐに崩れてしまうのに。一体何が彼を突き動かしているんだろう。すげぇ。『僕のヒーローアカデミア』のオールマイトや、カラータイマーが点滅しているにもかかわらず戦い続けるウルトラマンとちょっと似ている。揚げ玉、すげぇ。

 で、そのウルトラ揚げ玉達、僕がおいしくいただきました。
 ごちそうさまでした。

 4月24日。
 

学食は安い早いうまい箸がどこにあるか分からない

 学生食堂に「ピリカラーメン」というメニューがある。ピリッと辛いラーメン、ピリ辛ラーメン、ピリカラーメン。そんな感じの経緯があってできた名前なのだろう。

ピリ辛だってのに、どうして、なんかこう、ちょっとかわいい名前になったのか。ピリカラーメン。『ピリカ』って部分が何かのキャラクターっぽい。妖精ピリカ。すごいいそう。

 で、そのピリカラーメン370円、かなりおいしかった。次はうどんを頼んでみようと思う。箸がどこに置いてあるのかも、もう覚えた。次は迷わない。そうやって人間はひとつひとつ成長していくのだ。多分。

 

 4月17日。

 

海は広いな大きいな

ヨット部の新歓でクルーザーに乗せていただいた。

速かった。めちゃくちゃ速かった。爆速ターボで波に乗ってた。しかし隣を走るヨットも同じくらいのスピード。どういうことだってばよ。

先輩によると、僕らが港につく前の午前中にはアザラシがいたそうだ。どういうことだってばよ。
まっこと知らない世界ばっかりだ。

ちなみにナルトは読んだこと無い。
4月12日。

帰りの電車と不機嫌な女性

向かいの席にいた女性がとっても不機嫌そうだった。

白いイヤホンで周囲の雑音をシャットアウトしつつ、空気中のどこか一点を睨み付け、視線を外し、また別の一点を睨み付けていた。

あぁ、ちょっと大きな声で話しすぎたかな、と俺は友達との履修登録トークの声のボリュームをすこし落とした。

すこし落とした次の駅で、飲み会帰りっぽいおじさんおばさん集団がガヤガヤと乗り込んできたので、俺の配慮は全く意味をなさなくなった。
でもその一方で、ちょっとだけ安心もしてしまった。

不機嫌そうな女性はどこかの駅で不機嫌そうに降りていった。もしかしたら別に機嫌が悪かったのではなくて、ただ単にそういう風に見えやすい人だったのかもしれない。真相は闇の中。

とりあえず、うるさくしてゴメン。

4月6日。

酒は危険、酒は危険、酒は危険

 入学式だった。応援団演舞とかあったけれど、飲酒事故防止についての講演しか印象に残ってない。ハァー大学生だしなんだかんだ飲まなきゃやってられんのかなァーとか思っていたけれど、素直に二十歳になってから飲もう。命は大切に。

 そういえば、アルハラってヴァルハラみたいだな、と友達と話したことも印象に残っていたんだった。明日はオリエンテーション。なぜか集合時間が遅い。重役出勤。

4月3日。

幽霊のように春休みを過ごした結果、ブログを書き始めることにしました

 幽霊のような春休みだった。ツムツムでハイスコアを更新し、ネットを見て、本を読み映画を観、音楽を聴き、友達と会っていたら、もう春休みが終わりそうだ。大学受験という大きな目標を失ってから3週間くらい、ずっと幽霊だった。何かしたいけど何をしていいかわからなかった。とりあえず頭がよくなりたくて、知識が欲しくて、本や映画にたくさん触れた。でもあまり心に残らない。何故か。大きな目標が無いから。

 なにかひとつ、目標がほしい。どこかに向かって走りたい。

 大学で学ぶ中でなんとか、それを見つけたい。いや、もう見つかってはいるんだけど、何をするかの選別を、ね。手足が殺せんせーくらいあっても、やりたいこと全部やるのは難しいと思うから。

 はじめてのブログにしては暗い感じですね。こんな感じで、思い立ったら何か書きます。思い立ったらなので不定期です。それは読書の感想とかどこかへの愚痴とか、何になるかはわからないけれど、とりあえず何か書こうと思います。よろしくね。