撮りたくなるもの ⑴電話ボックス
▼f1.7 1/17秒 ISO200 (iPhone7)
街中で気の向くままに写真を撮っているとはいえ、目にとまるものはやはりある。電話ボックスもその1つだ。もはや誰に必要とされるでもなく、ただ「電話をかける」という目的のためだけに闇夜に佇むその姿。どうしてエモみを感じずにはいられないのか。いや感じる。
思い返すと、まだクラス内での携帯の普及率が50%程度だった中学時代、校舎の渡り廊下に公衆電話が置いてあった。みんなそこで「教科書忘れたから届けにきて」だの「何時に帰るから車で迎えにきて」だの連絡していた。もはや撤去されてるかもしれない。この電話ボックスだって、いつまであるかわからない。諸行無常。