【読んだよ】森山大道 路上スナップのススメ
こんにちは、れいや(@reikg_8)です。
最近、こんな本を読みました。
森山大道は、日本を代表する写真家の一人。
都市の路上を大胆に切り取るスナップシューター。
僕が尊敬する写真家の一人です。
「三沢の犬」の写真なんかは、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
引用:https://www.moriyamadaido.com/photogallery/#1588-4
”企業の広告を写すでもなく、有名人のポートレートやヌードをことさら撮るでもなく、野生動物の生態を克明に描写するでもなく、森山はひたすら街にいた。
大阪を皮切りに、神戸、舞鶴、横須賀、熱海、三沢、遠野、北海道、新宿、ニューヨーク、ブエノスアイレス、ハワイ、サンパウロ……。
(中略)それもジーンズの尻ポケットに収まるような小さなカメラで。
そして彼は、いつしか世界中にファンを抱える、日本を代表するカメラマンの1人となった。”
引用:「森山大道 路上スナップのススメ」8ページより
全編を通して、森山の発言を共著の仲本氏がまとめていく構成になっています。
要所要所で写真も挿入され、作品そのものも楽しめます。
撮影のコツなどにも触れられていますが、森山氏の言葉は抽象的なものが多く、すんなり理解できる箇所は少ないです。
誤解を恐れずに要約すると、「とにかく撮影する数を増やせ、そうすればいいものもあるだろう」というのが彼の基本的なスタンスです。
これは言い換えると「何回もやってみないといい結果は出ない」ということで、やる前からいろいろ考えすぎてしまう人は心に留めておくべき考え方だと思います。
森山氏と同じように路上スナップをする人間として、僕も覚えておこうと思います。
今日もここまで読んでくれて、ありがとうございます。
たまには、カメラでも持って外に出てみませんか。