GH3をたずさえて地獄坂をのぼる
週に二度くらい、朝早く出かけないといけない日がある。
寒い、というより冷気が肌を刺してくるので、半ば強制的に目が覚める。
この日は夜中に雪が降っていて、
駅の駐輪場に放置していた自転車のサドルの上にうっすらと積もっていた。
小樽駅から大学までは「地獄坂」なんて恐ろしい名前のついた坂を上る必要があり、普段はバスを使う。ただ、この日はバスを30分も待たねばならず、仕方なく坂を上ることにした。学生や教職員の仲間内では、バスを使わず徒歩で大学へ行くことを「登山」なんて言ったりする。
大学へは、25分かそこらで着く。それなりに歩かねばならないので、覚悟を持って歩き始める。下の写真に写っている串鳥は、小樽民(というか道民)御用達の焼き鳥チェーン。もちベーコンと無料でもらえるスープがおいしい。
お寺のすぐ近くに教会もある。詳細はよくわからない。
地獄坂の途中には、アパートやら習字教室やらイタリアンレストラン、美容室に中華料理屋、などなどが並ぶ。
そして、ほかのところよりも消火栓が多いような気がする。
だいぶのぼってきた。この日のレンズは35-100mm f2.8。海と空と街を、望遠端でひきつけたつもり。
はい、到着。カメラを持って歩くと体感的には早く時間が過ぎる。
夏だと汗だくになってしまい勉強どころではなくなってしまうので、逆に冬の方が登山には向いていると思う。でもこれからもっと本格的に雪が降り、路面が凍ると一気に罰ゲーム感が増す。だから地獄坂さんぽは、路面が凍っていないけれど寒い11月にぴったり。でももう今シーズンはいいかな。11月16日。