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たまにブレてもなるべくボケない写真のブログ

主に写真のことを書きます。たまに野球のこと、電車の中のこと、アジカンのこと。

宮本も黙るレベル

 最寄り駅について、改札を抜け、駐輪場へ。さあ自転車に乗ろうかと思ったら、前輪の空気が抜けてる。まあ一週間前くらいからふにゃふにゃしてんなーと思いつつも空気を入れていなかったので、仕方なく押して歩いた。街灯もまばらな坂道、ひとり自転車を押して歩いた。この行為は中々アンニュイな気分になるもので、さあ明日からも大変だなーーとかその雰囲気にあった思考を巡らせて楽しんでいた。頭の中でエレカシの「今宵の月のように」とか流してた。アルコールではない何かに、若干酔ってた。

 それなのに、である。

男「え、まじ?」

女「やばくない?」

男「まだツルハ(注:薬局)あいてるかな?」

女「もー!!」

 後ろに女をのせて自転車を漕ぐ若い男が、騒音と共に俺の横を半笑いで通り過ぎて行った。その眼は「なんで押してんのw乗れよw」と言っていた。

 しばらく、頭の中のエレカシが止まった。宮本浩次が黙ってしまった。

  

 坂道を抜けてから、いろいろと罵詈雑言のボキャブラリーが思いつき始めた。そもそもお前それ道交法違反だからな、薬局で何買うのか知らないけど笑ってんじゃねえぞ、俺だっていまここにいないだけで彼女はいるんだからな、めっちゃかわいいからな分かってんのかてめえ、つーか笑ってんじゃねえぞ、おい、早く警察に捕まって罰金取られろ、

笑ってんじゃねえぞ!!!!!!!あああ!!!!!

 

 明日からは歩いて駅まで行こう、そう思った。

 乱心しすぎて、家に着いたとき「ただいま」ではなく「ありがとうございました」と言ったのはまた別の話だと思いたい。10月5日。寒くなってきた。