たまブレ、なるボケ

写真、音楽、映画、本、プロ野球。

ゆっくりやりたい

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▼撮影データ
f13 1/200秒 ISO125
RICOH GRⅡ

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  「ゆっくり動くとメンタルにいい」という話を先輩にしてしもらった。朝1時間早く起きて、ドアをゆ〜っくり開く。水をすっと飲む。駅で周りの人よりもゆっくり歩く。何生き急いでるの?くらいの気持ちで、ゆっくり歩く。すると心に余裕が生まれてきて、モテるらしい。せかせかしてる人はモテない、そうでしょ?と。

  モテるかどうかは置いておいて、ゆっくり動くのが良い、というのにはちゃんと根拠がある。副交感神経と交感神経のスイッチが切り替わるには3時間近く要するそうだ。だから寝る前に交感神経が活発になるような活動–スマホとか飲酒とか–をすると、眠りについたところで副交感神経が本気を出さないから上手く休めないらしい。

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  別の先輩は、「振り子の法則」の話をしていた。本気で遊べない人は、本気で仕事ができる。遊びに振り切った分、仕事にも振り切れる。要はメリハリ、太陽と月、光と陰、海と陸、セ・リーグパ・リーグ、らしいのだ。こっちは概念的だけれど、どこか納得が行く気がする。

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  写真を撮ることもまた、ゆっくり動くことに繋がる気がしている。朝の電車を待つホームで1枚撮ることにそれほどの意味はない。このブログも、実用と無駄で考えると全くの無駄だ。でも、その余裕があるということでもある。明日からは、意識して0.5倍速で生きてみます。ゆっくりっていいよね。

 

 

写真でひとこと(妄想)

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  看板というものはいつだって示唆に富んでいる。そこに通行人という要素が加わると、もうストーリーの妄想の範囲なんてバカみたいに広がる。例えば、こんな感じ。

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 闇夜に浮かぶ「注意」の立て看板。何を暗示し、誰を導くのか。まるで悪魔のような異質さをもって、男がガラス越しに写っているのが見える。彼が注意をする必要があるのか、それとも我々が彼に注意を払う必要があるのか。この瞬間の0.4秒後、彼が何を始めるのかについて我々は知りようがない。

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  こんな怪しいテキトーな文章は、1分かからずにひねり出てくる。でも、こんな感じのストーリーを1枚の写真に対して妄想していくのがすごく楽しかったりもする。そういう妄想のやりがいがある写真を撮れたら嬉しいなぁ、と思う。誰かに勝手に楽しんでもらうくらいが丁度いい。

現実逃避としての写真(夏)

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  今日は撮影で岩見沢へ。さすがの豪雪地帯で、車に乗っていると前が見えない。ペーパードライバーなので助手席だったけれど、やっぱり冬の北海道で車を乗り回すというのは恐ろしいことだなと。途中、雪の壁に頭から突っ込んでいる車を見かけたりもした。俺が運転していたらどうなったのかは、推して知るべしである。

  写真は、夏のドイツ・バイロイトの写真。2017年8月13日撮影。きょうの出来事とは全く関係ない。強いて言うなら、こんな西日と緑を早く見たいな、という現実逃避。特にブログに載せられるような写真を撮らなかったことの言い訳。

  とにかく、いいかげん、雪には飽きたぞよ。

落ち着いたすすきの

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  いつも来る場所というのは大体来る時間も同じで、だからこそ変わりばえのしないものに思えて来る。

  きょうは、17時過ぎのすすきのに初めて来た。来るとしたら大体18時過ぎ、それも金〜日曜。常に人が溢れているイメージ。それがどうだろう、月曜の17時なんてまあ人がいない。歩きやすいことこの上ない。バス停も地下鉄駅も、みんな落ち着いていて「あくまでも生活する上で必要だから」ここにいる感じがする。浮かれてない。俺も飲み会に来たわけではないから、その内の1人だった。

  ところでバス停の広告がウイスキーから第3のビールに変わった。この気温にこの広告、寒そうだなと思ってしまう。春はまだ、もう少し先。

RICOH GRⅡとかいうホームランバッター

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  最近載せている写真は、RICOHのGRⅡというカメラで撮ってます。ポケットに入るサイズで高画質、でもズームはできない。それが不自由だと言ってしまえばそれまでなんだけれど、画角を決める作業から解放されるというメリットもある。Don’t think, just shoot. ってな感じのカメラ。本当に何も考えずに撮るので、枚数が増える。そのほとんどはしょうもない写真。だけど、時々撮った瞬間にホームランだと確信するものが撮れる。ああ、これはいいわ、と。

  仕事で使うのはちょっと大変そうなカメラだけど、持ち歩くには最高のカメラ。打率は2割前半でも、ホームラン60本打てる。今日の写真は、俺の中ではホームラン。

なんだかんだ飽きてない街・小樽

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  大学が無い日の小樽は、ただただ良い。きょうは、昼間の写真を撮りに出かけてきた。いわゆる観光地!なところよりも、地元民が通うようなところの方が撮りたくなる。これは、美容室の看板。やたら高速スピンしていて、この角度で女性の顔を捉えるのが難しかった。

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  電車の中から見える海にワクワクする気持ちをちょっと思い出す(いまはもう慣れてしまって、普段は何も思わない)。そのときアジカンの『海岸通り』なんか聴いてたからもう最高。

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  きょうはポートレートを撮ったんだけれど、地元民なモデルさんにパン屋さんや雑貨屋さんを案内してもらった。3年通っても、まだまだ知らないことばかり。大学にいるよりも街を歩くほうがよっぽど勉強になるんじゃないか?と思ったり、思わなかったり。

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  小樽で撮った写真もそろそろ数千枚単位になってる。印刷して提出したら、大学の単位になったりしないだろうか。しないですね。それでは、おやすみなさい。

乗らないバスとハイボールの人

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   近くのバス停の吉高由里子と、毎朝目が合う。バスには乗らず通り過ぎるだけなのに、配色と周囲の何も無さ加減に助けられてビシビシ存在感を出してくる。

  天気によって、もっと言うと太陽光の加減によって表情が変わって見えるのだけど、こういう影が入るのはもったいない。顔が切れちゃってる。でも、写真映えはする。

  このスペース、ちょっと前はアルフォートの坂口健太郎がいた。坂口健太郎には、そこまでの変化を感じられなかった。日によって顔が違う?とか、気にもしていなかった。単に俺が吉高由里子をすきなだけかもしれない。

  でも、蛇にピアスとタラレバ娘のイメージしかない。そういえば、ハイボールのCMやってる割にはタラレバ娘でビール飲みまくってたな。原作リスペクトか。