知らない内に「頭が良い」扱いされている皆様へ
こんばんは、レイヤです。
特に何もしてなくてもビールが飲みたい毎日です。
最近、気づいたことがあります。
「なんか、みんなに買いかぶられている気がする」って。
レイヤに聞いとけば大丈夫、ちょっと相談してみよう、なんか知ってそう、極め付けは「今年度の大学案内に載せていいですか?」とか(虚栄心の塊なので即レス即OKしました)。
ありがたいことだけど、
オレは相当な愚か者です。
でも、それをごまかしてきた。
たとえば中学校の時。
オレは野球部にいた。
中1の夏休みが終わる頃には、周りとのレベルの差は歴然としていて、どんなに頑張ってもベンチ入りが関の山だと悟った。
そこで思った。
「生徒会とかやっておけばカッコつくんじゃないか」と。
ただ野球だけやってダメってよりも、何かほかの活動に精を出していれば「レギュラーじゃない」ことに対する引け目は感じずに済むかも、と思ったのだ。
もちろんそんなことはおくびにも出さずに副会長選挙に出て演説をして、あっけなく当選して、それなりに頑張って任期を終えた。
先生からは信頼されたし、当時の生徒会の先輩や同期は楽しい人達だった。活動にかこつけて、嫌いな部活に遅れていくことも許された。
思えばこれがよくなかった。
変なプライドを保つことを覚えてしまった。
別にレギュラーになれなくたって、かっこわるくはないじゃないかと今にして思う。
最初から戦うのを放棄して逃げ出す方が、5万倍ダサい。
大学にストレートで受かったり、留学に行かせてもらえたり、色々やった。でも、それも「本筋からの逃避」ではあった。
大学は消去法で選んだ。
「家から通えそうなところで、学費の安い国公立」。
それが大学選びの唯一のポイントだった。
その中で、留学にはなんとなく行ってみたかったから、小樽商大にした。学費も昼の半額になって安いし夜間だなー、と割とぬるっと決めた。……というのが、建前。
でも、本当は「試験科目が国数英に限定されるから楽」という理由が自分の中で大きかった。
結果的に、留学にも行けたし人にも恵まれた。
大学生活最悪だったかと言われると全くそんなことはない。
その時々で、がんばってはいた。
でも、こと「決断」という意味では自分と向き合うことから逃げまくっていた。
面白そうな方を選ぶ、とか言いつつ、本当にリスクのある方を取ってはこなかった。
自分が傷つきそうなところから全力で逃げてきた。
もしこれを読んで思い当たる節がある人は、一緒にがんばってくれませんか。
空気に合わせたり、適当にうまいことやろうとしたりする判断は、もしかしたら大きな後悔の種になるかもしれない。
アンダースローの投手としてなら試合に出られたかも、苦手な科目から逃げなければ憧れのあった私大に奨学金をもらいながら進学できたかも。
とか、考えるとなかなか最悪の気持ちになりますよね。
ここ数日、自分の夢に向かって本気で進んでる同世代の友人たちに触発されて、このブログを書きました。
早く彼らに追いつきたい。
自分の中だけで見る夢なんてしょうもなくて、誰かと一緒に大きな夢をみたい。
見るだけじゃなくて叶えたい。
高い山に登りたい。
あー登っておけばよかったー、とか言いたくない。
結局のところ、オレは写真家になりたいです。
ある時は自分のために、ある時には誰かのために写真を撮って生活したい。
そんなわがままが通るには、それなりの技術と人間力を身につけないといけないのは重々承知で、遠すぎる目標です。
だからあんまり表立って口にはしてきませんでしたが、俺が最終的に見据えてるのはそこです。
そして、今は就活生として色んな所を見てみた結果、写真家になりたいのと同じくらい、働いてみたい会社、携わってみたい場所もある。
……。
自分のことながら本当にめんどくさい。
先日、「決められる」男になれないとモテないよ、って言ってくれた人がいました。早くモテたいですね。
Days like a movie. #札幌駅西口
もう1ヶ月以上前の写真をいまさら現像。ひと月ぶりに見返すと、2月からたいして雪は減っていなくて、でも気温が上がったのが、ちょっとだけわかる。
5年後に見たら、ここはTSUTAYAだったのかと思うかもしれない。10年後に見たらそもそもここが札幌駅西口だとは分からないかもしれない。100年後には、そもそも写真なんてものは誰も必要としていないかもしれない。寂しいけれど。
写真は確実に存在していた何かを写しているものなのに、こんなくだらない妄想のトリガーになっちゃうのがすごく面白いと思う。別に、こんなこと考えなくたって、十分面白いんだけれどね。かっこいいー、綺麗ー、エロいー、雰囲気あるー、とかで全然いい。だけどそれをコンスタントに生み出そうと思うと、一つ一つの要素について真剣に考えて因数分解していく必要がある。
するとやっぱり自分はまだまだだと気づかされて、足りなさにげんなりして、でもまたカメラを持って外に出てしまう。とんでもない沼にハマってしまったなと思ってみたりするけれど、実は悪い気はしないのがミソだ。
いちばん青い空にしよう
▼f5.6 1/4000秒 ISO400 (RICOH GRⅡ)
いちばん青い空にしよう、ってのが今年のファイターズのスローガンで。
変わった言葉だよね。青さに一番や二番があるのかと思う一方で、なんかすっごい良いこと言ってるようにも聞こえる。
でも、同じ空でも見る人によって気持ちは変わるよね。嬉しい人は青い空を見上げて気分爽快だし、お墓参りに来た男の子は「ぼく、サッカーで優勝したよ!」と殊勝な顔で天国に報告するし、仕事をクビになって彼女にフラれた主人公は「僕の気持ちとは裏腹によく晴れた日だった」とか地の文で書くんだ。
つまるところ、日本一になればみんなが気持ちよく青空を見上げられるよね、ということですな。頼むぜ、ファイターズ。